地下IFは墓場エリア。CRIPTっていう。著名人のお墓が一杯あるんだけれど、前回はネルソン提督ぐらいしか分からなかった。今回は、ウェリトンさん、ナイチンゲールさん、そしてここを作った建築家のクリストファー・レンさんのもの等、いくつか知った名前のものを見つける事ができました。でもね、やっぱり墓場のせいか、ちょっと怖いっぽい雰囲気はあるんだけど、でも大好きなエリアです。
そこを抜けた先がショップとカフェ、レストラン。
ショップの方では、いくつかゲットしました。中でも、クリストファーレンをフューチャーしたシブい1色刷りのアンティーク風なポスター。設計図なんかも盛り込んでデザインしてあるヤツ。
それから「Wrenard's of St.Paul」という絵本を見つけてしまった。このレナード(綴りが、この大聖堂を設計し、英国を代表する建築士のクリストファー・レンの綴りに似ていることに注目)というのは実はキツネ君。実際にあった話をもとにしたお話なのね。キツネのレナードが田舎から“ちょっとした冒険を求めて”旅に出てセントポール寺院に辿り着き、しばし居着くというカワイイ物語。絵本の隣には、実際に撮られた写真も置いてありました。レナードは結局、保健所(?)に連れて行かれそうになるという危機もあったけど、最後にはこの寺院の職員の奥さんによって引きとられて“新しい冒険が始まった!”という結末です。このストーリーも魅力的だし、何しろ絵がイイ。迷わずゲットしました。このショップにはお土産仕様のチョコバーも売られてるけど、これが大好きだったというレナード。でも、ホワイトチョコはあんまり好きじゃなかったんだって!
この頃には、ちょっとだけ他の観光客も見え初めてきた。僕らはCRYPT CAFE(通称・墓場カフェ)で一服。前回おいしかったフルーツケーキがまだあってウレシイ(笑)。
その後、ちょっと後ろ髪引かれる思いで(僕、この寺院が大好きなんだよねー)出ることにした。前回、メリー・ポピンズの“ハトおばさんの2ペンスのエサ”の件で感動した階段でちょっとだけノンビリする。中国人の女の子3人グループの写真を撮ってあげた。
それからすぐ側にあるテムズを渡る為の橋、新しいミレニアム・ブリッジを渡る。
日本でもニュースになったので知ってる人もいると思うけど、女王サマまで呼んで開通式したのに実は設計不良で大人数が乗るとグラグラ揺れてしまい危険というモノでした(いかにも英国らしいと言えばらしいハナシ)。その後、修復工事をして今では問題なく便利に機能している歩行者専用のクールなデザインの橋。
とにかく風景が最高。そりゃそうだよね、このロケーションだもん。天気は相変わらず良くはないけど、写真撮りまくり。橋中央からのセントポール寺院の眺めも格別なんだなー。。。
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