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■この大充実ぶり。 -TATE MODERN

 ミレニアム・ブリッジを渡ると目の前がテイト・モダン。やはりテムズ沿いにあるテイトミュージアムの別館で、モダンアートを専門に扱っている所。もともとバンクサイド発電所だった建物を世界中の建築デザイナーに呼びかけてコンペして蘇らせたという美術館っす。
 ちなみにこのテイトってのは、スーパーに行けば普通に売られているメジャーな砂糖のメーカーなんだわ。

 入場料は無料。英国の美術館や博物館は完全無料解放だったり、時間帯や曜日によって無料解放。このへんがイイっすよね。そのかわり、義務ではないけれどドネーションという形が取られています。ここは£2ぐらいお願い!って提示されてる。僕も入場時に£2をハコに入れてきた。    

 それにしても、これだけのものが無料解放されているというのは驚き。かなり楽しめます。学校の美術の時間なのか、子供たちのグループが熱心にスケッチしてる姿もしょっちゅう見かけるし、ガイドツアーや、日本語はないみたいだけど作者自らによるものもあるらしいテレフォンガイドも充実。疲れてる時は、勝手に持って歩いていい折りたたみイスを借りていけば大丈夫。

 高い天井から逆さ吊りされたピアノが定期的にアクションを起こすレベッカ・ホーンの「コンサート・フォー・アナーキー」の前のベンチでしばし疲れた足を休めることに。この作品、何が起きるか知らないでいる周囲の人が驚くのを見る方が楽しい(^_^; NIETAさんは「なんかドリフっぽいな」と笑ってたけど、そうかもしれない......。
 その後、企画展以外の会場を全てじっくり回る。
 建物自体もクールなこの雰囲気、すごく落ち着くし何より楽しい。

 最近、ロンドンの美術館や博物館では、併設されているカフェやレストランが大人気。とにかくクールでおいしい(料理はやはりモダン・ブリティッシュが主流)場所が揃っていて、それを目的に行く人もいるぐらい。
 一度は行ってみたいけど、時間的にも予算的にも(笑)余裕ないし、予約で一杯の所もあるぐらいなので、僕らは誰でも入れる簡単カフェの方でハーブパスタやフルーツサラダで一服。今のロンドンのアートやデザインの先端という空間での一服は、なかなかのものっす(嬉)。

 GFの広いショップがまた大充実。美術館をモチーフにしたベタっぽい土産の他にも(あの建物をキツい色のプラでペン立てにしたヤツなんてトホホでキュートだよ)美術本やデザイン本が大充実!! そのへんの大きな本屋で見つけられなかったものがいとも簡単に見つかる、という感じ。それだけに欲しい本ばかり。どれを買っていいのか分からないってぐらいです。デザイン、美術、建築系の人は一度は行ってみる価値、アリだなぁ。NIETAさんは「覚悟決めた!」とか言いながらデザイン関連の本を数冊ゲット。

 ホントはもっともっとじっくり見たいけど、とりあえずそこを出て、大雨に負けず今度はデザインミュージアムを目指してテムズ沿いをしばし散歩。このへんは一番新しいものが大集合しているような所です。歩いているだけで気持ちいいっていう感じがする。雨は確かにスゴいけど、でもなんだか憂鬱じゃないんだよね。不思議だ。

 
ミレニアムブリッジを横から見るとこうなってる。
サカナの骨ちっく。

 

 

 

 

 

ミレニアムブリッジを渡り切って、テイトモダンを背にして立つとこの絶景。

 

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