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■セントポール寺院で大実験。

 兄貴が教えてくれたサークル線は、そのままMANSION HOUSE駅を通る。おかげさまで順調に到着。ここで僕はまたヤツと待ち合わせをしていた。そう、NIETA氏(笑)。今日は美術研修(ただのテムズ河沿い散策)を予定してたのだった。

 しばらくして無事合流。地上に出れば目指すセントポール寺院はちょっと歩いてすぐそこ。まだちょっと朝早いせいか、他に観光客はほっとんどいない。まだお掃除中ってぐらいだった。でもそのほうがゆっくり堪能できるよね。
 拝観料(っていうのかな?)は、ちょっと値上がって£6に(^_^;
「学生割引きにもなりますが......?」 「あ、いや、俺ら学生じゃないんですよー(^_^;」
 NIETAさん、苦笑中。。。
「あなた方は何語を喋られます?」 「日本語です」 「日本語のガイドはこちらになっております」
 入口のおじさん、他に客がいないせいか(?)ガイドを開いて色々と説明をしてくれた。ありがとう! それに以前、メチャクチャな表記だったパンフの日本語も(文章がおかしいんじゃなくて、文字自体が逆向きになってたりとか...)直ってたしね(笑)。

 でも一つ残念なのは、メンテか何かで今日は黄金の回廊が閉鎖されてしまっていること。うそー、また登頂が目的で来たのに!(爆)でもま、しょうがないよね。
 石の回廊までしか行けないのなら、ここはいっちょ潔くささやきの回廊まででヤメておこう、というワケわからない結論に達した僕らは、しばらくGF(寺院でもこう言うのかなあ?)を堪能した後、そのささやきの回廊へ。でもここまででも、普段運動不足な我々にはちょっとタイヘン(^_^; 太腿が筋肉痛に......  なんでここが“ささやきの回廊”なんて呼ばれているかと言うと、円形のベランダの向こう側の人のささやく声が、反対に立っている人にも聞こえる現象が起きるから。ドーム天井の反響のせいだと思うけど、そういえばこれ、実験したことがない。

 さっそくNIETAさんが左サイド、僕が右サイドへと分かれ、手で合図をしながら実験開始。
 でも、普通の喋り声では聞こえてこない。実験失敗? 一度合流後、
「ささやきの、っていうぐらいだから高い音の方が効果出るんじゃないの?」
 というNIETAさん。で、実験再開。そしたら...  
 遥か向こう側にいるNIETAさんの“ひゅーひゅーひゅひゅー”って声(っていうか何ていうか)が壁を伝わってすぐ自分の耳元に!! うわっ、実験成功!!!
 僕も“ひゅっひゅひゅーひゅひゅっ”(←オバケのQ太郎の歌のつもり)ってやったら向こう側でNIETAさんがOKサイン。実験成功!!

 
なーんかどうしてか好きなんだよなぁ、ココ。。。

 

 

 

 

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