丘を登り切り、画家が一杯いるんで有名なテルトル広場。
どんな絵を描いてるのか見たくても、ちょっと覗こうとするとすぐに 「君のために○×ユーロで描いたんだ! もっと安くしてもいいよ!」 とか言ってくるから、何も見えやしない。なんなんだよ、ったく。
で、前々から“はたして誰の家なのか?”ということが僕とNIETA氏の間で問題になっていた例の家へ行く。蜘蛛の巣やフクロウをデザインした入口の、ちょっとアヤしげなもので横にプレートがあるから確かに有名な人なんだろう。帰ってから調べるため、その写真を撮っておく。
で、調べた結果、ルイ・イカールというアーティストの自宅だった。もう亡くなられてるんだけど、銅版画などで有名らしい。僕もNIETAさんも知りませんでした。。。
雨のせいもあるし混雑のせいもあるし、ただひたすら歩いている感じになってきて、いつの間にかサクレクール寺院へ出ていた。
前回は中に入らなかったけど、今回は入ってみる。写真撮影禁止されていたのが残念だけど、立派なもんでした。
で、前回寛いだ坂の階段......。今回、あまりに押し売りみたいのが多すぎて、ゆっくりさせてくれない! なんなの、一体もぅ。。。タバコ1本吸っただけで、早々に階段を降りてしまった。どうして教会なんてもんがあってパリを眼下に見渡せる美しい場所なのに、ああいう雰囲気にさせちゃうんだろう?? すごく残念。
丘を降りた辺りはパリの中でも雑然としてて、店のウィンドウも「あ〜ぁ」って感じの店が軒を連ねてる。。。なんかちょっと怖い、このへんは。足早に北駅に戻る。ここから北駅まではけっこう近い。ガシガシ歩いていたら、すぐに戻れた。北駅も周辺はキレイじゃないよ。せっかく素晴らしい建物なのに。
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