北駅に入ったら、ちょっとホッとした。疲れたので立ち席しかないけど、カフェで一服することにする。
僕はテーブルん所でボーッとしてたけど、コーヒーを買ってきてくれたNIETAさん、苦笑してる。 「やられたね」
たかがコーヒーだけど、英語でオーダーしたら即座にそのまんま「ドゥ・カフェ?」って思いっ切り聞き返されたらしい(笑)。だから負けずに「YES,Please!!」と返したらしい(^_^;
「田舎の駅ならともかくここ、国際線よ?」 NIETAさん、笑顔が止まらない。で、そのままの笑顔で僕に問う。
「また来る......?」 僕もまた苦笑で返しました。
「多分...もう来ることはないだろな。このコーヒー、なんかウマいんだけどなぁ...」
前回も、いい印象ではない事の方が多かったパリだけど、一回、しかも日帰りじゃ分からないだろうからって、また来てみた。今回も日帰りは変わりないけれども、なんとなく分かった気がする。
パリ自体をイヤと言おうとは思わないけどただ、自分やNIETAさんにとっては、色々な事が合わなかったり、何かを感じ取れなかったりな場所なんだなって。
けどね、この時は言い出してしまおうとすると僕とNIETAさんの口からは文句が一杯出てきそうだった。けど、さすがNIETAさん。
「でもフランスハマってる日本人がさ、日帰りでロンドンに来てみたらさ、暗いわ寒いわ地味だわマズいわ、もう来ないよって言うかもしれないしね」
そういうコトかもね(^_^;
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