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■マシンガン・エリコ登場。

 外でタバコ吸って一服した後フロントに戻ると、一人の日本人のちっこぃオバちゃんが話しかけてきた。なんと、ツーリストのスタッフだった! ちょっと意外なキャラ登場だったし、帰りもまた運ちゃんが来てくれて勝手に空港に連れてってくれるだけだと思ってた。

 彼女......本名を忘れてしまったので、エリコと呼ぶことに。渡辺えり子さんっぽいから.....は、見た目(失礼)とはちょっと違ってハイパーでカッコいい英国在住歴20年の頼もしい人だった。結果、エリコがいなかったらどうなってたことやら...ってことになるんだけど。

「スーツケース、すんごい重たいんだけど大丈夫かなあ?」 と、どれどれ...と僕の荷物を持って 「うーん...。23キロぐらいってトコだね。大丈夫でしょっ。けど係の人によって曖昧なもんだからね、そこは向こうでウマいことやることにしましょっ」

 やっぱり今日チェックアウトする日本人は僕だけらしい。で、やっぱり運ちゃんはベンツワゴンのマイケル!! 再会を喜び合うことに。絶対キミにはまた逢うと思ってた!
 さて。大好きなFORTEPOSTHOUSEとも、これでしばしお別れ。でもまた絶対にロンドンに来た時は、また世話になるからね!

 そして車中、エリコのマシンガントークが炸裂っ! どうやら王室マニア?(笑) 王室関係のゴシップ(?)を中心に、もう話が止まらない!! 先日のおばーちゃん(皇太后)のお葬式にも行って、4時間も待ったそう。

 今回は初めてこっちで櫻(八重)を見たけど、今年の櫻は天候のせいで色も開きも悪いそうな。
 でもね、いくつかのナゾも解けたよ。僕が何度かこっちに来ているのを知ったエリコ曰く
「背の高い建物が少ないのに気付いてるでしょ?」  
 そうなのだった。中心部にはそりゃいくらか高層建築もあるものの、住宅街なんかではあまり高い建物がない。エリコが教えてくれたのは、こんな話。
 高層建築はほとんど集合住宅なんだけど、老人や障害を持つ人や母子家庭なんかに入居優先権がある。だからリフトが絶対必要なんだけど、なんせこの国、しょっちゅう故障するワリにすぐ直さない(!)。だもんで、苦情が相次いだそう。そこでリフトを直す前にリフトがなくても大丈夫なせめて4F建てぐらいの住宅に作り替えちゃうというのが、まさに英国的。大笑いしてしまった。

 しっかし僕はいつも帰りのこのヒースローまでの道中で“帰りたくない病”が最高潮に達してヒドい精神状態に陥ってしまうというのに、今回はエリコのおかげで何も考えるヒマなし!(爆笑)


前回に引き続き今回も世話になった部屋

 

 

 

 

 


たまにゃぁ新聞も読む。

 

 

 

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