■ LIBRARY

「たけしの大英博物館見聞録」 ビートたけし
新潮社 ISBN4-10-602089-0  C0370  ¥1200

 難しい話はほとんどない。彼の“江戸弁(?)”で書かれた最高に楽しい大英博物館ガイドブック。かといってチャラケた内容でもない。この本でしか観れない“キタノ画”もいくつか。僕、たけしさん大好きなのでダブルでおいしい本だなあ。
「ロンドンって町に来ると、おいら、気分が落ち着くみたいだね」っていうのがなんだか嬉しかった。

 

「LONDON Gallimard MAP NAVI」
マガジンハウス ISBN4-8387-1332-0  C2026  ¥952

 文字情報はそんなに多くないし、地図もかなり範囲を限られたものだけど、見た目も格好イイから街中で開いても格好悪くない(^_^; ページ自体を広げられる(うまく説明できない)おもしろい本。元々はイタリアの出版社のもので、それの日本語版のようです。
 代表的な観光スポット周辺は十分カバーされているし、細かい道の名前も入っているのでけっこう便利です。多少、地理がアタマに入ってる人向きかも。
 で、小さいながら写真がイイです。個人的にはものすごーく好きな雰囲気の写真が使われてます。

 

「女王陛下のお気に入り - QUEEN'S FAVOURITES -」 入江敦彦
WAVE出版 ISBN4-87290-116-9  C0095  ¥1400

 雑貨好き、それも近所のスーパーマーケットに普通に売られているような何でもない生活雑貨、お菓子なんかに目がない人にとってはたまらない本。

 英国には、「ROYAL WARRANTS」というものが存在します。ロイヤルファミリー(クイーンマザー、エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子)お気に入りの商品に与えられる「紋章」のことで、これを貰うことはその店やメーカーにとって、最高の栄誉。
 その中から、防虫剤からトイレットペーパーに洗剤、クッキーからジュース...と、気軽に手に入れられるもの(かなりどうしようもないような物も含む)を一堂に集めたのがこの本。
 キレイな写真と、著者によるシャレの効いた文章がとにかくイイ! おみやげを考える時の絶好の参考書になります。あまりに高級なものや、日本でも手には入ってしまうようなものより、こういう向こうでしか買えない“しょーもない雑貨”って、かなり楽しい。

 

「ロンドン -おいしいものを探す旅」 小関由美
文化出版局 ISBN4-579-20754-8 C5077  ¥1500

 英国に関する本の多い著者が、ロンドンのレストラン、パブ、カフェ、スーパーで買えるモノなどを斬ります。けっこう辛口? 写真もとにかくステキなビジュアルブック。
 スーパー好きには、 ウェイトローズ、センズベリー、マークス&スペンサーの頁を眺めてるだけでウットリ。。。

 

「ロンドン 300円(£1.35)〜の
 おいしい移民レストラン・カフェ・パブ」 今井靖子
ミスターパートナー 星雲社 ISBN4-434-01604-0  C0095 ¥
1,300

料理研究家の著者が探し回ったロンドン市内の安くておいしい店のガイド。実際の聞き込みや取材を元に書かれているので信頼性も実用性も高い(笑)便利な本。読み物としても楽しい。MAP付きで編集の仕方も分かりやすくて写真もキレイ。やっぱロンドンっておいしいもの沢山あるんだよ。

 

LONDON MINI EXHIBITION とっておきロンドン雑貨58 森井ユカ
メディアファクトリー ¥1,200

 サブタイトルが「150円から買えるおみやげ!!」(笑)。これがもう最高な本です。
 何が最高かって、まずデザイン。サイズは150×150 厚み100という変形のカワイイものなのですが、まさに僕の愛する“今ロンドン行くとよく見かけるグラフィックデザイン”で統一されていて写真も、その扱い方もツボを付いてきます。使用しているフォントもロンドンらしいし。
 そして内容! サブタイトル通りですが、そのセレクトが“ちょーっと普通買わないっていうか、心の中でフッと笑っちゃうよなぁ、これ。でも買っちゃうかなぁ...”と苦笑必須なアイテムばかり、しょーもない使用用途が分からないものから、実用的なものから58点!。それに添えられた著者のコメントもまた、ツボをついてくるのです。「そうそうそう!」と思わず著者の肩をバンバン叩きたくなってしまいました。そして僕の大好きなTUBEに関するデザインの話も出てます。
 おみやげ本と称して、かなりデザインの参考書にもなるため、いつも仕事先に置いてます。

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