■ INIT BRIT from MAIL MAGAZINE POSITIVE ZOO

■vo.4 スーパーは天国なり(長居注意)。

 BOOTSのサンドイッチを食べないワケ。なんでかっていうと、同じ駅続きにマークス&スペンサー(M&S)のデカいのが入ってるからで。M&Sって、イギリスを代表する庶民派デパート(大型スーパー?)で、日本で言ったらたぶん、ダイエーとか長崎屋みたいな感じだと思う。部屋着とか売ってるエリアとか下着売場とか行くと納得してもらえるかも(品質が良いことで有名らしい)。

 で、僕が気に入ってるのは地下にあるフードホール。貧乏ツーリストとしては世話になることが多いお惣菜を初めとしてホテルの部屋食いが出来るようなアイテムが本当においしくて便利。特にそのサンドイッチは有名で僕もよく世話になるけど、種類もボリュームもハナマルっす。
 サンドイッチの他にも各種サラダやお寿司なんてのも充実。目移りしちゃって困るぐらいなんだ。

 さて、M&Sの食品はオリジナル商品の展開もスゴくって、そのパッケージがいちいちクールすぎ。僕はこういったパッケージや商品ラベル関係も仕事のうちなので、いつも涙目になりながら感激してる(笑)。ここにも、あの僕のツボを突くデザイン手法(バックナンバー参照)が多用されてんだよね。色使いも奥深いものがある。
 中身がいくら良くったって、手が伸びるか伸びないかはデザイン次第って部分はかなり大きい。特に食品に関するものは気を使わなければいけないポイントってのがいろいろと多い。
 ここの商品は、比較的食品関係には使いづらい色......けっこう平気で紫色とか、モノトーンを持ってきてたりもする。それなのにとってもおいしそうに見えるし(実際ウマいんだけど)、買って帰った後、家の中でそのへんに転がしておいても冷蔵庫の中にしまっても、とってもオシャレな感じになる。空間への収まりがいい、っていうか何ていうか。
 僕なんて今んトコ帰る場所はあのホテルの部屋だけど、例えばここのパスタサラダなんてデスクの上にポンッて置いとくともうそれで絵になる感じ。

 そうだ。英国のスーパーには(他の外国でもそうかな?)日本ではみかけない、とってもグーなルールがある。ホラ、今僕が買おうとしてる商品は3つでしょ? 前のおばさんはカゴ山積みに夕食の材料を買おうとしてるでしょ。それを待ってたらホントにちょこっとだけ買いたいってのにけっこう時間くっちゃう。なのでこういう事が起きないように商品点数によって並ぶレジが大まかに決まってるんだよ。なので、僕は3つ以下専用のレジに並びます。
 それに、もう一つ日本と違うルールでいいなって思ってることがある。日本ってレジ済ませてその先のテーブルに行って商品をカゴから袋に詰めて......それはいいんだけど、中に使い終わったカゴやカートを元に戻さないバカがいるんだよ。別 に重労働でも何でもないことなのに、しない人って結構多くて。大したことじゃないけど、僕はムカツクんだよ、あれ(笑)。
 こっちは、レジにコンベアベルトがあって自分でカゴから出して商品を乗せていく。カラになったカゴは持ってるワケにもいかず、そのまま足元に積み重ねるしかない......から、みんなそうする。そんでレジに通 された商品から準々にその場で袋詰めしていく。確かにいっぱい買う時ってその場で詰め込むのが大変な時もあるけど、空のカゴやカートが散乱するよりいいと......思うんだけど、どお?
 日本人ってみんなこんなノンビリ買い物しないから、やっぱ難しいのかな。こっちの人って、前の人がノロノロ袋詰めしてても、小銭出すのに手間取っていてもあんまりイラついたりしてないのよねえ(笑)。

 さて。なんだか疲れたし、そろそろパブにでも行きましょっか


■ITEM GET!!

●おばけサイズマッシュルーム

どうやら英国人はキノコ好きらしい。
スーパーに行くと様々な種類の新鮮なキノコが山のように売られてる。マイタケも和風パッケージで売ってたが、たいがいはバラで山のように積まれている。その様子はなかなか日本では見れないかも。

 

 

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